ゼロトラストはアメリカ生まれの新しい概念

企業では、顧客のデータなど大切な情報を守るために様々なシステムを導入しています。アメリカ生まれのゼロトラストは、ネットワークの安全を守る新しい概念です。社内からのアクセスでも全てを信用しないため、常にデバイスやIDの認証を要求します。常にネットワークのアクセスを監視して、異常やリスクを検知すると迅速に分析して適切な処置を行います。

従来のセキュリティは境界型と呼ばれ、保護する情報が社内にあるので境界にセキュリティ製品を配置して監視します。社内ネットワークに入れば後は認証を求めない境界型とは異なり、ゼロトラストは徹底して認証と監視を行います。脅威は社外だけでなく社内にも存在する前提で監視と管理を継続し、情報資産を守ります。働き方のスタイルが変わり、最近ではテレワークを選択する人が増えています。

テレワークやクラウドサービスの利用が広がると、社外から社内の情報にアクセスする機会も増えます。巧妙なサイバー攻撃により、内部からの情報漏洩も増加しています。IDとパスワードの入力で社内の情報に簡単にアクセスできる会社だと、情報漏洩のリスクが高くなります。ゼロトラストシステムを活用すると、内部のネットワークでも厳しく監視するので情報が漏れるリスクを抑えられます。

IT業界だけでなく通信や製造、金融の分野でもゼロトラストシステムの導入が進んでいます。ゼロトラストシステムの導入により、セキュリティのレベルは大幅に向上します。

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