sd-wanならトラブルも早期に解決

ネットワーク機器は業務の時間は常に電源がオンとなり信号が流れ続け、過酷な環境の中にあります。高耐久を誇っている製品であってもそれが永遠に続くわけではなく、いつしか故障してしまうことがあります。ビジネスの世界では今やインターネットの常時接続は欠かせず、何らかのトラブルで使用できなくなれば大切な取引先との連絡ができなくなったり、顧客からの問い合わせを受け付けられなくなるなど大きな支障を来たしてしまうことがありました。そのため、もしもネットワーク環境に何らかのトラブルが発生した場合には、いち早くリカバリーすることが大切です。

中継サーバーにトラブルが発生した事例では、その配下にある全ての端末がネットワークにアクセスできなくなりますが、これまでの形式ではその中継サーバーが復旧できるまで待つしかないというのが一般的でした。そんな中でsd-wanを導入しているケースでは、ソフトウェアによる仮想ネットワークの設定を変更し、配下の端末を別の経路からネットワークに接続させることが可能です。それを行うにはケーブルの接続の変更などハードウェア的な施策は一切行う必要はなく、sd-wanのツールからダイアログに従って変更を行うと言う、僅か数分の作業で完了できます。そして中継サーバーが復旧できる時でも、同じくsd-wanのツールから設定をし直すだけで元に戻すことが可能なだけではなく、あらかじめ設定を保存しておけばそれを読み込むだけで簡単に同一の設定が復元できるのも便利です。